第9回「三世代交流事業in坂ノ下」が開催されました。

10月15日(土)、坂ノ下海岸で、第9回「三世代交流事業 in 坂ノ下」が盛大に開催されました。この事業はみらいふる鎌倉、鎌倉漁業協同組合、鎌倉市で構成される『鎌倉三世代交流事業実行委員会』が主催し、「見て、食べて、学んで」をキャッチ・フレーズに、地域に密着した活動を通じ、児童、その保護者、高齢者の三世代が交流することで地域の子育てネット・ワークを広げることが目的の一大イベントで、3年ぶりの開催です。

 午前9時、秋晴れの坂ノ下海岸に市内6カ所の幼稚園、保育園の児童をはじめ、保護者、高齢者など350人以上の参加者が集合し、開会式が始まりました。実行委員会委員長の木村和俊鎌倉漁業協同組合組合長の開会宣言のあと、来賓の松尾崇鎌倉市長が、「久しぶりの三世代交流事業開催に感謝します。本日の素晴らしい経験を次の世代にも繋げていきましょう」と挨拶。

 全員参加の海岸清掃のあとは、いよいよメイン・イベントの地曳網引き上げ。地曳網は鎌倉漁業協同組合によって、2時間前に投下されています。引き上げが始まります。初めての体験に子供たちばかりではなく保護者のボルテージも上がる一方。「重い!」、「何が獲れたかなぁ?」、「大漁だ!」。引き上げ綱の周りに歓声、嬌声が飛び交います。網の中には約5㌔のスズキをはじめ、黒ダイ、カワハギ、コノシロ、アジ、マゴチ、アイゴが。30㌔を超える水揚げです。子供たちは漁師さんの説明を聞きながら、獲った魚を触ったり、手づかみしたりと初めての体験に興奮気味。水揚げされた魚は希望者に配布されました。

 午前11時50分、大村貞雄「みらいふる鎌倉」会長の閉会のあいさつで、第9回「三世代交流事業 in 坂ノ下」は無事終了。実行委員会副委員長の掛札寛治「みらいふる鎌倉」勢年部部長は、「3年ぶりの開催で不安もありましたが、愉快な一日でした。この楽しさが鎌倉市全体に広がっていくことを期待します」と総括。三世代による子育てネット・ワークは着実に広がっています。今回のイベントを支えてくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。来年も坂ノ下でお会いしましょう!1

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